2011年12月5日月曜日

町消防本部 親子防災教室をお手伝いしました。

前日の霙が降るようなお天気とは打って変わり、朝から真っ青な空が広がる日曜日(12月5日)、半原・田代小学校区の子供たちとその親御さんを対象とした「平成23年度 親子防災教室」が開かれました。
参加したのは、11組27名のファミリーです。

午前中はお昼ご飯にもなる炊き出し訓練です。
ペットボトルで作ったメジャーカップを利用してお米と水をビニールの袋に入れ、しっかりと口を閉じたものを消防のおじさんたちが用意してくれた大なべのお湯に入れて炊きました。
その後は、部屋に戻り「ぼくたちの防災マップつくり」「みかん箱を利用したトイレつくり」「ビールの空き缶を利用したコンロつくり」を体験しました。



「防災マップ」は自分たちの住んでいる地区の住宅地図に災害時に役立つ施設や反対に危険があるところを書き込み、いざという時の避難路を確認するなど、いつも何気なく見ている自分たちの町に対して「へー! そうなんだ」と感心していました。


「空き缶コンロ」では、消防のおじさんが実際に目玉焼きを作って見せたのに子供たちはもちろん、お父さんお母さんまでが「うわー! すごい」とビックリでした。(実際に火を使う部分は、“見るだけ”です)
この後、朝一番で準備したご飯に消防のおじさんたちが作ってくれたカレーをかけ、楽しいランチタイムです。
『ここのカレーは、毎年食べているが毎年凄く美味しいのです』(夜勤のときの自炊で腕を上げているようです) ~ASVN 石田



午後は外に出ての体験ラリーです。
「大声で“助けてー”」「ペットボトルのふたを踏んで“痛い、痛い”」「暗闇避難」「消火器による放水」などを練習しました。
なかでも超人気が高さ9メートルの訓練棟から斜めに張ったロープでの「降下脱出訓練」でした。
最初はチョッと怖がっていた子供たちも、二度三度とおねだりをしていました。
きっと、今日の参加者ファミリーは万が一の地震にも強く逞しく耐えてくれることでしょう。


この日お手伝いをしたASVNのメンバーは、山内、滝本、松本、渡辺、石田の5名でした。







2011年11月26日土曜日

社会教育施設ボランティア「びっくり箱」が主催の防災教室「楽しみながら防災を学ぼう」のお手伝い

11月19日(土)、私たちASVNは、レディスプラザで行われた上記ののイベントをお手伝いしました。
ジュニアリーダーのお姉さん三人も一緒にお手伝いをしています。
雨が気になる日でしたが、21人の子供たちが集まりました。



地震で床に散らかったガラスなどの上を裸足で歩く体験です。
目をつぶってジュニアリーダーのお姉さんが打つ手拍子を頼りに歩きました。
ペットボトルのキャップで“疑似体験”をしましたが、半分以上の子供たちが“痛い”体験となりました。


今度は、新聞紙を折って作った“スリッパ”を履いて歩いてみました。
「えっ?! 痛くないや!」 みんなびっくりです。

この他に「携帯電話のライトだけで暗闇を歩く体験」「お鍋でご飯を炊きお握りをつくり、ジャガリコサラダのおかず」で ご飯を食べました。


この続きは、第二回が来年1月29日(日)、第三回が3月10日(土)に行われます。
今回参加のお友達も仲間を誘ってまた来てください。

ASVN担当/小林敬子、石田 でした。

2011年11月19日土曜日

宮城県の子どもたちに「支援金募集」

事務局を担当している間邊利恵さんは、神奈川県在住の素敵なお嬢さんです。
3.11以降、足繫く宮城へ通い、復興支援ボランティア活動をしています。
ASVN会員では在りませんが、情報交換などを通じ「仲良く」活動を連携しています。
ぜひご支援をお願いします。



2011年11月15日火曜日

防災ギャザリング2012fromかながわ実行委員会 第9回報告

 防災ギャザリング2012fromかながわ実行委員会 第9回報告

 3月11日東日本大震災で有史以来初めての大震災を経験しました。被災者の方にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた大勢の方には心よりお悔やみ申し上げます。このような大被害が2度とおきないことを願って本企画を行います。

□ 企画名:防災・減災活動体験フェアー 2012 in Yokohama
      ―防災・減災の技と知恵を学びあおう― そして、学びを地元で活かそう
□ 目 的:近い将来予想される神奈川東部地震・三浦半島断層郡地震をはじめとする、いわゆる首都圏直下地震からの被害をできうる限り小さくするための体験型「市民防災・減災訓練を実施する。

<第9回 実行委員会での確認事項概要>
□ 実行委員会開催日時:2011年11月9日(水) 19:00~
□ 会場:神奈川県民センター11階

1.防災ギャザリング2012fromかながわ 2012年1月21日(土)
(1).防災・減災活動体験フェア
  □ 開催時間
   ・ スタッフ集合 7:30
   ・ 体育館開錠  8:00
            ・ 受   付 9:00~12:20
   ・ 開 会 式  9:30
   ・ フェア    10:00(10:30)~13:00
   ・ 体育館施錠  14:30


  □ 参加費:300円



        □ 主な活動内容

 ―体育館及び公園―

  ①炊飯袋による炊き出し準備体験 ②水運搬体験 ③ロープワーク体験(基礎・応用)
  ④心肺蘇生法体験 ⑤包帯・三角巾などの使い方体験 ⑥家具転倒防止の展示及び実技

            体験⑦トランシーバー通話・操作体験 ⑧非常用工具類の使い方展示 ⑨発電機操作
           及び電気の使い方体験  ⑩非常用トイレ体験 ⑪防災グッズ ⑫防災紙芝居 
  ⑬消防救助訓練展示・消防音楽隊演奏 ⑭全労災・生協展示ブース⑮中越体験談・防災

            マップの作り方  ⑯○○○○○○○○(ソクラテスさん担当)

 ―企業展示エリア―

  ①東京ガス展示ブース ②東京電力ブース ③NTTドコモ展示ブース ④NTT東日本展示

            ブース⑤神奈川県警察ブース ⑥横浜市資源循環局展示ブース ⑦自衛隊 ⑧消防署
    ⑨消防団 ⑩市民火災共済

       □ あいかわ災害ボランティアネットワーク活動予定
      ① 水運搬体験
      ざま災害ボランティアネットワークが、中心となり活動を行うので協力し活動する。
    □時 間:10:30~13:00

  (2)講演会について
    □ 11月21日(土) 15:00~17:00
      名古屋大学大学院 福和伸夫教授

2.防災ギャザリング2012fromかながわ 2012年1月22日(日)
県民センター2階大ホール企画 *ほとんどが未確定
 □ 時間:9:00~21:00
(1) ボランティア団体による津波の人形劇他
(2) 講演 講師未定
(3) 県知事の挨拶 未定 *県知事参加なら鈴木消防局長も挨拶を行う
(4) 桂枝太郎氏
(5) 県内ボランティア活動報告 
      ①たいやきプロジェクト ②見守り隊 ③日赤 ④ボラバス
(6) ソクラテス

3.前日準備
1月20日(金) 時間は、11月23日(水)現地打ち合わせ時に確認
①体育館入り口汚れ防止シート展開 ②展示スペース表示板設置 ③会場(内外)誘導表示設置 ④各展示ブース区分テーブル設置 ⑤各団体活動パネル、写真類展示 ⑥他

4.現地打ち合わせ
 □ 開催日時:2011年11月23日(水)13:00~
 □ 場  所:横浜市民防災センター及び沢渡中央公園

            以 上    (山内 潔)

災害ボランティアコーディネーター養成講座

添付画像のとおり「災害ボランティアコーディネーター養成講座」が開催されます。ASVNは講師をサポートします。●画像をクリックすると拡大で見られます。


2011年11月14日月曜日

アマチュア無線を利用した大規模災害時の自立的 通信手段確保を目指した地域防災教育に関する研究

アマチュア無線と災害についてインターネットを調べていたら、次のような研究論文が見つかりましたので紹介します。

詳細は次をクリック~
アマチュア無線を利用した大規模災害時の自立的
通信手段確保を目指した地域防災教育に関する研究

2011年11月13日日曜日

「原子力発電所の問題点を考える」の特別講演会に出席

H23年10月28日(金)一橋如水会館にて「原子力発電所の問題点を考える」の特別講演会に出席した

主催者である「TH会」は大手電気関連メーカーОB中心の研究会である。 講演は具体的データをもって原発の問題点を捉えている。
講師は西山勝冶氏で、他に福島原発1号機建設に関わった方のお話も聞けた。
この講演会は不特定多数の集まる催しではなく、会員相互の食事・コーヒータイム付きの非公開であるため、個人情報や著作権の絡みも想定され、項目だけに留める。 話の内容が濃く、重みがあり、人が作り人が起し人を災難に陥れ解決できないでいる 原発の現実に直面し、それを数字をもって調査分析した講演を聞けたことに感謝する。

(項目)
1 日本の原子力発電所(以後原発と表示)の電力会社別主仕様 

 
3 原発のものの流れ
4 事故時の賠償金支払者
5 プラントの概要
6 原発が使う核燃料の量
7 1) 原発で生成される放射性物質と半減期
   2) 燃料済み核燃料の総発生量の推算
8 残留放射能までに減衰に要する期間の算出
9 東電・保安委・原子力安全委会の体質
10 菅前総理の原発爆発に関するインタビュー


12 圧力容器が径日変化でガラスのようにもろくなる

13 ベント配管のフィルター無し問題
(炉内核燃料を含むガスを集塵せず放出)
14 マグニチュード9.0決定の怪
15 自然放射線による被曝線量、放射能の単位
16 生物濃縮(放射能を体内に取り込むと体内に濃縮される。水俣と同じ) 17 汚泥とゴミ処理

(高汚染で焼却場の耐火材補修工事が困難の恐れ、ゴミは何処へ)

18 1) 除染…菜園の測定と表土撤去後の比較~周りの草木の影響が大

  2) モロコシ畑の汚染度調査と放射性ダスト放出中の推論

19 食品暫定規制値にプルトニウムを含めている?
20 除染…食品問題
21 除染…森林対策
22 セシウムの拡散地図
23 電力使用時のピーク
24 放射能の低線量とがんとの関係研究報告の一部
25 原爆と原発
26 プルトニウム使用社会、輸入核燃料の価格比較
27 廃棄物の保管方法
28 保管中の分離プルトニウム
29 再処理施設
30 プルトニウム保有量
31 ガラス固化体…英仏からの返送
32 高速増殖炉
33 日本の風上の韓国、中国の原発
34 原発発電コストの見直し
35 核サイクルは「核抑止論」という読売新聞社説
                                                                                               ( 23.11.13 松本貞)

2011年11月12日土曜日

「災害医療と放射能汚染」北里大学医学部同窓会主催 市民公開講座

北里大学医学部同窓会主催の市民公開講座に出席してきました。参考までに書き留めた部分を報告します。


第10回 北里大学医学部同窓会主催 市民公開講座 
         H23.10.22(土)14時~16時
講演…「災害医療と放射能汚染」
小田急ホテルセンチュリー相模大野8階フェニックスⅢ

司会  北里大学医療衛生学部 増田卓教授

1 相模原市で大規模災害が起きたら…東日本大震災から考える
講師  北里大学医学部救命救急医学講師 日本DMAT隊員 竹内一郎


① 消防救援隊…東日本大震災への救援数 27,544隊

② DMAT…医者2+看護2+事務1=5名体制、340チーム、1,500名出動。SCUテント。

③ 事故災害…スーパーレスキュウ-はやぶさ、ドクターカー「トリアージ」~重傷・赤、

     軽傷・黄の区分色分けした札をもって治療順番をつける。黒は生活徴候なく後回し。

④ 北里大の備え…7000食、3500名、テント50、発電機(電源は新棟4階と8階)。但し、

   「Dr.ヘリ」は、現在政令市としての相模原市にのみ無し。


2 緊急被ばく医療施設北里大学病院としての役割
講師  北里大学病院放射線管理室 放射線取扱主任者 野田茂利


① 臨界事故…H11.9.30 JCOウラン加工臨界事故

② 北里大学病院の役割…神奈川県の二次被曝医療機関として指定され、放射線被曝事故等により救急処置が必要な放射能汚染や放射線被曝がある。 患者について、国や公共団体の依頼に基づき治療を行う施設となっている。昨今、放射線被ばく測定に関する相談が多数寄せられているが、二次被曝の医療機関であるため、一般の方々からの依頼については対応することが出来ない。

③ 重い被爆者…現在北里大は1~2人しか重い被爆者を扱えない。

④ 除染施設…H12.4、救急センター地下に除染施設。

⑤ 施設…横須賀市核燃料加工施設、川崎市東芝原子力技研、横須賀市米軍基地。

⑥ タイベックスーツ…ポリエチレン繊維から生まれた不織布で、軽くて丈夫で作業性がよく、使い捨てなので管理区域内での作業に最適である。又、ケミカルテープ 等で手袋・靴等の目止めをし、放射性物質が直接皮膚に付着するのを防げる。防災業務関係者の防災活動では、高レベルの汚染を生じる可能性は少ないので簡易防護服(タイベックスーツ等)、軍手、軍足、作業靴を着用することで、体の汚染防護は可能と考えられる。

⑦ GMサーベイメーター…ポケット線量計

⑧ ホールボディカウント…摂取量 I= 測定値 M / 残存量 T

⑨ Ge=ゲルマニウム半導体検出器…ガンマ線を測定。                                                                             (23.11.11 22時 松本貞)

2011年10月30日日曜日

気になる記事 「総務省、自治体に免許交付」とは~

読売新聞の10月28日朝刊13面に次のような記事があった。
トップに被災者向けと放送を支援とあるが平常時にこのような放送施設を導入しながら活用ができるのかどうかも判らない。これからの推移を見守りたい。

被災者向け放送を支援
総務省 「データ」「ワンセグ」活用


 総務省は27日、被災した自治体が住民に向け、テレビのデータ放送やワンセグ放送で、地域情報を伝える事業を支援する方針を固めた。インターネット経由で同時に放送し、県外に避難している住民にも地元の情報を伝えやすくしたい考えだ。被災者への情報伝達をめぐっては、インターネットを使わない仮設住宅の高齢者らに支援制度などの重要な行政情報をどのように周知するかが課題になっている。また、県外に避難した被災者が地元の様子を知る手段も限られ、十分な公的支援が受けられない可能性が指摘されてきた。
これに対し、総務省は希望する被災自治体にテレビ放送の実験局免許を交付することにした。これにより自治体は、データ放送で地元の住民に地域の放射線量や、学校・病院など公共施設からのお知らせ、被災者向けの様々な支援制度の詳細などを伝えられるようになる。通常のテレビだけでなく、ワンセグ対応の携帯電話や、インターネットでも見られるようにする。すでに、福島県南相馬市が7月から同様の取り組みを始めており、被災地で約30の自治体がこの方式の採用を検討しているという。
 総務省は、これらの取り組みを希望する自治体に対し、補助金を支給するなど実質的な財政負担なしで放送システムを導入できるようにする方針だ。

2011年9月19日月曜日

高峰小学校 親子防災教室をお手伝いしました。



9月10日、高峰小学校生活指導委員会のお父さん・お母さんが主催をし、消防本部防災担当から講師を招いた「親子防災教室」が、同小学校の教室を会場として開催されました。
当日の参加者、子供さん27名、親御さんたち25名、合計52名の大勢が、自分たちの住んでいる地域について、災害が起きたときの危険箇所などを地図の上で確認をする【ハザードマップつくり】に挑戦しました。
低学年の子供たちも、消防のおじさんの話を熱心に聞き、お父さん・お母さんの指導を受けながら頑張って取組んでいました。
ASVNは地震でガラスなどが散らかった部屋の中を裸足で歩くことの危険を実感する「ペットボトルの蓋ふみ体験」と¥100ショップで揃えられる防災用品(何時でも身の回りにおいて置ける照明用品など)の紹介を行いました。
また、ハザードマップつくりでは、グループごとに行っている作業を『横から、そっとお助け』をしました。
この日のような体験学習は、災害に備える「減災」を知る上で大変貴重なことです。
参加されたお父さん・お母さんも、とてもよい勉強になったと感想を述べていました。

東日本大震災の結果、神奈川県での地震発生確率が高まったとの見方も出ています。
多くの学校や、育成会などでたくさん開かれたらいいなと思います。
ASVNは、準備段階から喜んでお手伝いをします。

ASVNの参加者=滝本、松本、山内、石田の4名でした。

2011年9月5日月曜日

両向区も防災訓練を実施 スコールのような雨の中でびしょ濡れの放水訓練も!

愛川町の各自治会区で防災訓練の行われた平成23年9月4日、この日は台風12号の余波が続いており、日が射したかと思えば激しい雨が降ってくるなど半ば「実戦」の趣のある日でした。両向区は予定通り実施しましたので、参加者は雨の中で消火栓を開いての放水訓練を行うなど、貴重な体験をしました。
また、この日は台風13号が発生し、埼玉県を震源とするM4.7の地震もありました。
愛川町を含め大雨警報も発令中でした。
防災訓練を機会に、減災意識を強化したいものです。

石田

2011年9月4日日曜日

医療情報を冷蔵庫で保存!

お宅の玄関ドアーの内側に「119」というステッカーが貼ってありますか。
「119」のステッカーは自分の医療情報は冷蔵庫に貼ってありますという
サインなんです。
愛川町では 救急隊員に急患の医療情報が直ぐに判る救急医療情報シートや
119ステッカーなどのセットを配布しています。 




詳しくは~
愛川町ホームページ/暮らしの便利帳/
福祉/その他のサービス等/救急医療情報活用支援事業



箕輪区防災訓練

愛川町箕輪区の防災訓練が平成23年9月4日午前に箕輪中原こども公園にて行われました。
箕輪区では多くの地区民の参加のもと消火栓からの放水訓練、消化器の操作訓練、救急救命訓練、炊き出し訓練等が行われました。



2011年9月1日木曜日

山内 潔さん

新会員 山内 潔 さんを ご紹介します。



中津在住で、神奈川県生活協同組合連合会 事務局に勤務されています。
県生協連はKSVNの登録所在地と事務局を担っていただいている組織です。
山内さんは、その事務局の担当者の一人としてKSVNの会議にも出席をしておられます。

今回、滝本会員も受講された「かながわコミュニティカレッジ 災害救援ボランティアコーディネーター養成講座(7~8月 全6日間)に受講者として参加されました。(石田=補助スタッフとして参加)
これらの経緯を経て、ASVNへの加入を申し出られまして、加入手続きを済ませました。

現職(50歳代)ですが、ASVNの上部団体であるKSVNとの関係も担っておられるため、我々の仲間になってもらえることは、大変に心強いものがあります。
ASVNとしてのデビュウ戦は、来る9月10日の高峰小学校における「親子防災教室」となります。

皆さん、よろしくお願いいたします。

県のたより 9月1日号 情報館4-4 災害救援ボランティア養成講座 受講のお勧め

この講座は、災害救援ボランティア活動をするに当たって最も基礎となり、大変に重要な「コーディネーター」としての能力を身につけることが出来る内容です。
講座の1コマ1コマの内容もさることながら、三日間の集中講座を大勢の仲間と文字通り「一緒になって受講する」ことが、大変に貴重な体験となります。
終了後も、新しい人脈という財産が残ります。
ASVN会員はもとより、このブログをご覧の多くの方に受講をお勧めします。

講座内容の詳細は ASVNのホームページ ⇒ リンク ⇒ 災害救援推進委員会のホームページ ⇒ 講座日程 と進み神奈川会場のアドビをクリックしてください。

また、神奈川県のホームページからも「県のたより」を見ることが出来ます。

2011年8月22日月曜日

スキルメーター

人工呼吸、心臓マッサージを行う時の訓練ではダミー人形にスキルメーターが接続されている。マウスツーマウスで息を吹き込む息の量、心臓マッサージを行う時の手の位置、周期をLEDで表示するものである。私はそのように表示をするだけのものと思っていたらログの機能があることを今回の神奈川第51回SL講座で知った。ログボタンを押してから訓練を始めると吹き込む息の量、タイミングや心臓マッサージの圧迫量、タイミングなどをプリントして出力することが出来る。人工呼吸と心臓マッサージの正確度の判定をして経過をビジュアルに見せてくれる優れものである。



2011年8月19日金曜日

県立高津養護学校主催の防災学習会

県立高津養護学校では防災学習会があります。
他市の学校関係者や防災ボランティアの方々の多くの皆さんの参加を歓迎しています。

○9月14日(水) 10:10~12:10 
 第3回 防災学習会
 「川崎・横浜両市の大規模災害時要援護者支援の取り組みと要援護者登録制度」

○9月21日 (水) 10:10~12:10
 第4回 防災学習会
 「大規模災害時の高津養護学校の対応と平常時の取り組み」

今後の予定~
○10月15日(土) 9:00~16:00 「防災ボランティア養成講座」
○10月29日(土) 9:00~15:00 「防災シミュレーション訓練」


  ●申込(問い合わせ)先:
   県立高津養護学校 地域ネットワーク推進会議事務局 
            担当:鈴木英・今泉
            Tel:044-865-4922(直通) 
            Fax:044-877-2626

2011年8月2日火曜日

異常気象でも夏は夏~「水難事故の季節」です。 毎日新聞の記事を紹介します。

死亡水難事故は6月~8月の3ヵ月間に約半数が発生しています。
中学生以下に限れば、約7割が集中しています。
貴方の目の前で水難事故が発生したら、貴方はどうしますか?
貴方の子供であっても、泳ぎに自信が有っても、<すぐに飛び込むことは、大きな間違い>です。
では、どうすべなのでしょうか?

すぐに119番(海の場合には118)へすぐ電話をする。
ペットボトルの空き瓶(500㏄でも)等浮き輪代わりのものや、ロープに変わるものを投げ込む。
日頃より、溺れたら慌てないで<浮いている方法>を学んでおく。
等、誰にでも出来るポイントが「毎日新聞 8月2日 くらしナビ Lifestyle」に照会されています。
この記事は「インターネット 毎日jp ニュースセレクト 話題」(アドレスを下記)にも掲載されています。
身につけておきたい知識です。
是非ご覧になってください。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110802ddm013100012000c.html

ASVN代表 石田 記

2011年7月29日金曜日

愛川町へ避難の横山さんの情報・近藤会員より

おはようございます。近藤です。

先日のロープワーク研修、お疲れ様でした。
なかなか難しかったですが、楽しかったです。ありがとうございました。

先週の土曜日に上熊坂区のお祭りの準備をしていた時でしたので、
ゆっくりお話が出来る状況でなかったのが残念ですが、
津波の被害を受けて、福島から愛川町に避難していた横山さんからお電話をいただきました。

臨月だった奥さんはこちらで出産し、赤ちゃんは3ヶ月になったそうです。
旦那さんの会社は福島県の相馬にあり、被害は小さかったそうで、会社も再開しましたが、福島は余震も続いていたし、放射能汚染も心配だったので、今までずっと、ご主人は休日には、福島県・相馬と神奈川県・愛川町を往復していました。

今回、奥さまとお子さんは宮城県のアパートに引っ越す事が決まり、お礼の御電話を戴きました。
何でも津波の被害に遭われたことで、当面の間(2年間)は家賃は無料になるそうです。
若いご夫婦のこれからの未来に幸多かれと祈っております。

救援物資を家まで運んでくださったり、ASVNの皆様にも大変お世話になりました
ありがとうございましたとの事です。

本当に皆様、ありがとうございました。
これからも愛川町と被災者の皆さんの為に共に頑張りましょう!

【代表のコメント】
横山さんの赤ちゃんにとって、愛川町は出生地として記録されるのですね。
近藤会員の活躍により、ASVNとしてお手伝いが出来たことを嬉しく思います。
また、横山さんには町民の皆さんから寄せられた支援物資から、多くのものを提供することも出来ています。
町ぐるみの応援でした。
横山さん、これからも多くの問題に向かっていくことと思いますが、
赤ちゃんの笑顔と共にお過ごしください。

2011年7月7日木曜日

カレンダーを送る支援活動のご報告

新聞の投書欄を見て、現地ではカレンダーすら無く困っていることを知りました。
そこで、町内の皆様とブログをご覧頂いている方への協力をお願いしましたところ、
実に多くの方から善意を寄せていただきました。
ご協力を頂いた個々の方のお名前は、伏せさせていただきますが、
次のような方々のご支援をいただきました。


・愛川町民の方 ・町内および近隣の薬局の方  ・同じく企業の方 ・ブログをご覧頂いた様々な方


そして、収集と発送にご協力をしていただいた 愛川町社会福祉協議会・愛川町行政推進課の皆さん
本当にありがとうございました。

これら皆様の善意の結集は、いわて生活協同組合本部(岩手県滝沢村―ボランティアセンター)へ送らせて頂きました。

以上、ご報告をし皆様への感謝とさせていただきます。

2011年6月28日火曜日

カレンダーの収集にご協力ありがとうございました。

新聞投稿を読んで始めたカレンダーの収集活動。
私どもの呼びかけに、大変多くの方からご協力をいただきました。
現在、それらを整理中です。
改めて利用先のニードを確認し、発送を行う予定です。
発送が終わりましたら、最終報告をいたします。
善意のご支援を頂いた方たちに、心より感謝いたします。
カレンダーの収集は一旦終了とさせていただきますが、
被災地のニードは日々、大きく変化をしていきます。
また、場所ごとのニードにも大きな格差が出てきます。
未だにガスや水道の無いままでの避難生活を強いられている所もあると報道されています。
私たちASVNは今後も自分たちの出来る範囲で被災者の方たちへ支援を続けていきます。


今後も是非、ブログをご覧いただき、サポートをしていただければ幸いです。


ありがとうございました。
                           ASVN

2011年6月15日水曜日

小島委員のKSVNボランティアバス(かながわ東日本大震災ボランティアステーション事業)参加リポート

サポートセンター小島委員が、宮城県東松島市でのボランティア活動に参加してきました。
その体験談のリポートです。
ここにはかかれていませんが、「疲れた」と言っておられたとのことです。
ご苦労様でした
 

5月24日、25日に神奈川災害ボランティアネットワーク(KSVN)が募集した夜行日帰りの被災地支援ボランティアの5便で宮城県東松島市での支援活動に行ってきました。


 参加者は60人、バス2台で24日の夜9時に横浜を出発、25日午前9時に東松島市災害ボランティア
センター本部に到着しました。すでに多くのボランティアが受付に並んでおり、私たちも手続きした後、歩いて20分ほどの活動場所(貸家住宅)に向いました。


 本部の付近には未入居ですが架設住宅が数多くできていました。

活動場所は、自衛隊機も水没した航空自衛隊松島基地に隣接し、海岸から約2㎞入った所にあります。この辺りは全壊の家屋はないようでしたが、シャッターや窓が壊れた建物は多く見受けられました。そして建物の壁の高さ2m程の位置に津波の跡が残っており、また、付近一帯の樹木は、どれも茶色く立ち枯れていました。


 私たちは、依頼主である家主さんのあいさつ、責任者から指示を受けた後、貸家住宅の掃き清掃と雑巾がけ、津波で堆積した泥の片付け作業を開始しました。スコップを使って 泥をかきあげ、土のう袋に入れ、一輪車を使って道路部分への運び出しなどの作業を分担して行いました。貸家住宅の床下をはがしてみると、津波で押し寄せた泥が基礎の換気口から侵入し、 床下いっぱいに泥が堆積していました。

 防塵マスク、ゴーグルをつけて暑い日中の5時間、大汗をかいての大変しんどい作業でしたが、参加者の半数を占める女性陣はわき目も振らず、黙々と作業をし、心底ビックリさせられました。
作業を終えて、依頼主からお話しでは「まさか津波が来るとは思わず、すぐに逃げなかったが、「津波だ!」「津波だ!」と 叫ぶ声に必死で逃げた。」「航空自衛隊松島基地をはじめ、付近一帯が津波で水没した。」 「家族を捜して、数日間、避難所を探し回った。」「津波でシャッターが壊れたすぐ近くのマーケットは盗難があった。」「近くのゴルフ練習場のネットには津波で多数の死体がはり付いていた。」とのことでした。


 帰路は、午後3時半過ぎに現地を出発し、予定時間(午後11時)より早い午後9時半ごろ、横浜駅に到着、解散となりました。

往復の高速道路では、各県の警察車両や自衛隊車両が列をなして走行していました。 
 今回、夜行日帰りということで時間的制約から、海岸付近の被災状況は見学できなかったのが心残りでした。7月始めには岩手県大船渡市に2泊3日(現地1泊)の支援活動に行く予定でおります。

※ 大和市が被災地支援ボランティアを募集しています。7月・8月・9月に各4回、いずれも金の夜出発で日の早朝解散という日程で、行きも帰りも車中泊です。(参加費無料・食費、飲物各自持参)7月分は、6月20日から先着順で市民以外も受け付けるとのことです(詳細は、大和市のホームページ)

                                                                                                                
小島 正

2011年6月12日日曜日

福島県双葉町よりの礼状

ASVN松本会員の活動に対して、双葉町より感謝のメッセージを受け取りました。
継続的な支援活動、ご苦労様です。 


3,4,5月の3度避難先の双葉町を訪れました。双葉町7千人の住民は震災のあった翌日原発爆発により着の身着のまま緊急避難をしています。最初の3月12日は福島県内の川俣町に避難、次に同月19日に埼玉県さいたまアリーナに避難、同月30~31日に同県加須市の廃校になった騎西高校に3度目の避難をしている。
3月は兄とアリーナに見舞い、4月は保坂氏の車で救援物資を運び、5月はかみさんと訪問した。いつも面会してくれる総務課長高野泉君は双葉中48年前の私の教え子なんです。
このような経緯で多忙な町から礼状を頂き恐縮しています。
早速、高野総務課長には礼状に対するこちらからの御礼と俳句7句を栞に書いて文書にて郵送しました。
そのうちの1句...「夏校舎 命あふるる 町ひとつ 」...貞風 。

なお、今月20日には、別件で再訪問をする予定です。
町の人口は7千人、内加須市に1千人超、次いで福島県猪苗代町に700人超、その他約 5,200人は全国に散っている。                                                   松本貞






2011年6月8日水曜日

ASVN情報より「日赤、生活家電六点セット寄贈」が活かされる

ASVNは、県ネットの会合で「日赤、生活家電六点セット寄贈」の取り入れに向け、県当局が動いていることを知りました。
おりしも開会された町議会の一般質問において、この制度への町当局の取り組み状況を確認することが出来ました。
質問を受けた時点では承知していなかった町当局は、即日県当局への照会を行い、6月8日現在該当する被災者全員へ確認をした結果として1家族の申請を取り次ぎました。
更に県の施策としてエアコン・掃除機の寄贈が行われることがわかり、2家族の希望を取り次ぎました。

ボランティア団体と行政当局の“協働”が機能した好事例と思います。

復興へのカウントダウン、カレンダーを被災地へ送ろう

現地入りをした息子さんの感想を、そのお母さんが新聞投稿していました。
「仮設などへ移ると孤立する傾向となり、日々の流れが分かりにくくなってしまう。
カレンダーを求めている」と……。


ASVNは早速今年のカレンダー集めを開始しました。

本日第一便としてカレンダー122本をいわて生活協同組合本部へ、町行政推進課の協力を得て発送しました。
(半原/しんわ薬局さん、厚木市下荻野/さくらんぼ薬局さん他多数の方から応援をいただきました)


6月末に第二便を発送する予定です。

町サポートセンターと社会福祉協議会が受付窓口の協力をしていただいています。
たとえ一本でも結構です。是非ご提供をお願いいたします。

ASVN 第一回総会開催

ASVN 第一回総会が平成23年6月4日に愛川町文化会館、和室にて開催されました。

ASVNは平成21年5月23日、3名の会員で設立されました。
それ以降、行政(特に消防本部防災担当班)、社会福祉協議会との関係強化、対外的には
近隣市のネットワークとの「顔の見える関係」造りなどに努めると共に
神奈川災害ボランティアネットワークへの正式加盟をするなど「ネットワーク作り」を推進してきました。
0311東日本大震災の発生による義援金募集、支援物資の受付から発送までの業務などを通じ、
行政との関係が強化されると共に、活動に賛同し会員登録をするメンバーも一気に増加、
今回の総会開催にまでこぎつけることが出来ました。正規会員も9名となり、それぞれの役割分担も決め、体制の強化が図られました。

災害ボランティアに関心ある方の新規加入を歓迎します。

今後30年間に発生する確率は、東海地震で87%と言われますが、
その他に東南海地震、南海地震、これらの連動型地震、さらには県内に最大の被害をもたらすと予想される南関東地震(大正関東地震の再来型)及びこれと神縄・国府津-松田断層帯が連動した地震など
多くの危険が迫っています。
(東日本大震災により太平洋側の地盤が大きく変化をしました。そのため更に大地震の発生確率が高くなっているのではないでしょうか)
これらの危険から身を守るためには、日頃から防災・減災への強い関心と訓練による対応力を身に着けることが極めて重要です。
一人ひとりが持っている能力を目覚めさせ、家族ぐるみ・町ぐるみの「防・減災の町」へ向け一緒に活動をしてください。
必ずしも体力を必要とするわけではありません。
高校生以上の方の新規加入をお待ちしています。




2011年5月28日土曜日

湘南厚木病院で「AED無料講習会」行われます。

タウンニュース №1423 平成23年5月27号掲載 同病院告知広告によれば
6月24日(金) 14時から 同病院にて「心肺蘇生とAEDの講習会」が行われます。
受講料無料、定員10名の少人数で約二時間です。
要予約ですが、自分の受講経験からして内容のしっかりとした良い講座ですから、
受講経験のない方にはこの機会に受講することをお勧めします。


詳しくは ℡ 046-223-3636 へお問い合わせください。


ASVN代表 石田 が ご紹介しました。

6月 第二回町議会一般質問は「防災関係」が一杯、是非傍聴をしよう

平成23年度第2回町議会定例会一般質問で、多くの議員が災害関係の質問を展開します。
是非とも傍聴をしましょう。
開会中、出入り自由ですから、時間の都合の付くときだけの傍聴も可能です。
質問の日程は、町のホームページトップ ⇒ 愛川町議会 ⇒ 「本会議・委員会日程」及び「定例会一般質問要旨」にて確認できますが、概略次のとおりです。
開始は午前九時、議員一人の質問時間六十分、一人終了毎に十分の休憩を原則に進行します。

〔日にち 質問順 議員名 質問事項番号 質問事項タイトル〕
〔6/2、1渡辺基、1東日本大震災後の町の取り組みについて〕
〔6/2、3井上博明、1防災対策について〕
〔6/2 4熊坂弘久、1東日本大震災の関連について〕
〔6/2 5小島総一郎、1宮ヶ瀬ダムの安全性について〕
〔6/2 7井出一己、1愛川町地域防災計画について〕

〔6/3 9近藤幸子、2被災者の住宅の受け入れについて
             3学校の防災に対する認識について
             4地域防災計画について
             5被災地の復興支援について〕
〔6/3 12馬場司、1役場庁舎の安全性について〕
〔6/3 13山中正樹、1東日本大震災の個別被災市町村への支援について
              3改めて本庁舎の耐震性能と震災対策について〕

以上のように18議員中14議員が一般質問を行い、そのうち8議員が大震災を契機とした関係質問を行います。


今までの傍聴経験からすると、これほど多くの議員が関連し合う質問を並べることは初めてと思います。

残念なことに愛川町議会は「議論の場」とはなっていません。
議員が予め質問主意書を提出し、町長等がこれまた用意をした回答を述べます。
その後、ある程度の関連質問が行われますが、議論とはなりません。
質問者も回答者も「言いっぱなし」です。
神奈川新聞の連載企画記事「比べて見える議会考」(5/16~24、8回シリーズ)を読まれた方も多いかと思います。
行政に対しての監視機能を真に発揮した質問をどれだけの議員がするのか……しっかりと見極め、今後30年以内には80パーセント程度の確率で発生すると言われる大震災に対し、町の備えが前進するよう働いてくれる議員を見極めましょう

2011年5月20日金曜日

宮城県での活動を報告

東日本大震災で被災した宮城県石巻市の避難所運営支援に参加していた愛川町教育委員会教育総務課職員の渡邊英さんが5月12日、任務を終え山田登美夫町長に活動報告した。





被災した市町では、多くの行政機関そのものが甚大な損害を受けた中、必死の思いで住民の復興支援を行っています。「ヘトヘト」になりながら、自分の家庭のことは後回しにして、仕事をしています。
そのため行政支援として、渡辺さんは自ら立候補をして現地へ出かけました。
ちなみに彼は、ASVNメンバーのご子息でもあります。
渡辺さんが現地で確認をした「そこで必要としている支援物資」を町民の皆さんから寄せられた物資より送ることができました。

行政と町民の皆さんの支援の力が、ASVNのお手伝いで結びつき活かされています。