2011年12月5日月曜日

町消防本部 親子防災教室をお手伝いしました。

前日の霙が降るようなお天気とは打って変わり、朝から真っ青な空が広がる日曜日(12月5日)、半原・田代小学校区の子供たちとその親御さんを対象とした「平成23年度 親子防災教室」が開かれました。
参加したのは、11組27名のファミリーです。

午前中はお昼ご飯にもなる炊き出し訓練です。
ペットボトルで作ったメジャーカップを利用してお米と水をビニールの袋に入れ、しっかりと口を閉じたものを消防のおじさんたちが用意してくれた大なべのお湯に入れて炊きました。
その後は、部屋に戻り「ぼくたちの防災マップつくり」「みかん箱を利用したトイレつくり」「ビールの空き缶を利用したコンロつくり」を体験しました。



「防災マップ」は自分たちの住んでいる地区の住宅地図に災害時に役立つ施設や反対に危険があるところを書き込み、いざという時の避難路を確認するなど、いつも何気なく見ている自分たちの町に対して「へー! そうなんだ」と感心していました。


「空き缶コンロ」では、消防のおじさんが実際に目玉焼きを作って見せたのに子供たちはもちろん、お父さんお母さんまでが「うわー! すごい」とビックリでした。(実際に火を使う部分は、“見るだけ”です)
この後、朝一番で準備したご飯に消防のおじさんたちが作ってくれたカレーをかけ、楽しいランチタイムです。
『ここのカレーは、毎年食べているが毎年凄く美味しいのです』(夜勤のときの自炊で腕を上げているようです) ~ASVN 石田



午後は外に出ての体験ラリーです。
「大声で“助けてー”」「ペットボトルのふたを踏んで“痛い、痛い”」「暗闇避難」「消火器による放水」などを練習しました。
なかでも超人気が高さ9メートルの訓練棟から斜めに張ったロープでの「降下脱出訓練」でした。
最初はチョッと怖がっていた子供たちも、二度三度とおねだりをしていました。
きっと、今日の参加者ファミリーは万が一の地震にも強く逞しく耐えてくれることでしょう。


この日お手伝いをしたASVNのメンバーは、山内、滝本、松本、渡辺、石田の5名でした。