2020年10月26日月曜日

10月26日(月)核兵器禁止条約の締結に必要な50か国目批准達成 昨日、10月25日は記念すべき日でした。朝のNHKラジオから一番に、核兵器禁止条約発効に必要な50か国目の国、ホンジュラスが国連に寄託したとのニュースが流れたのです。長い間、いのちを削って核兵器廃止の運動を進めてきた被爆者の皆さんと同じ思いの全世界の人々と喜びを分かち合いたい気持ちでした。来年1月22日に発効となります。私も昨年六倉を訪問して、核兵器廃絶の署名をお願いして歩いてみると、「そんなことできっこない」と冷たくあしらわれたことを思い出します。  そして、ちょうど、毎朝見ているNHKNの連続テレビ小説「エール」の主人公の作曲家である古関裕而は多くの国民を戦争に駆り立てたことで自責の念から立ち直れずにいた時勧められ曲作りのため訪れた地、原爆で廃墟となった長崎の永井博士との会話など、戦争で疲弊した人々に希望をもたらすための曲「長崎の鐘」を作った過程が描かれていました。「長崎の鐘」の歌はこれまで何度か聞いてはいましたが、背景を知ることによりこんなにもしみじみと人々の心に染みわたるものだと、改めて歌の力の偉大さを感じました。