2011年6月8日水曜日

ASVN情報より「日赤、生活家電六点セット寄贈」が活かされる

ASVNは、県ネットの会合で「日赤、生活家電六点セット寄贈」の取り入れに向け、県当局が動いていることを知りました。
おりしも開会された町議会の一般質問において、この制度への町当局の取り組み状況を確認することが出来ました。
質問を受けた時点では承知していなかった町当局は、即日県当局への照会を行い、6月8日現在該当する被災者全員へ確認をした結果として1家族の申請を取り次ぎました。
更に県の施策としてエアコン・掃除機の寄贈が行われることがわかり、2家族の希望を取り次ぎました。

ボランティア団体と行政当局の“協働”が機能した好事例と思います。

復興へのカウントダウン、カレンダーを被災地へ送ろう

現地入りをした息子さんの感想を、そのお母さんが新聞投稿していました。
「仮設などへ移ると孤立する傾向となり、日々の流れが分かりにくくなってしまう。
カレンダーを求めている」と……。


ASVNは早速今年のカレンダー集めを開始しました。

本日第一便としてカレンダー122本をいわて生活協同組合本部へ、町行政推進課の協力を得て発送しました。
(半原/しんわ薬局さん、厚木市下荻野/さくらんぼ薬局さん他多数の方から応援をいただきました)


6月末に第二便を発送する予定です。

町サポートセンターと社会福祉協議会が受付窓口の協力をしていただいています。
たとえ一本でも結構です。是非ご提供をお願いいたします。

ASVN 第一回総会開催

ASVN 第一回総会が平成23年6月4日に愛川町文化会館、和室にて開催されました。

ASVNは平成21年5月23日、3名の会員で設立されました。
それ以降、行政(特に消防本部防災担当班)、社会福祉協議会との関係強化、対外的には
近隣市のネットワークとの「顔の見える関係」造りなどに努めると共に
神奈川災害ボランティアネットワークへの正式加盟をするなど「ネットワーク作り」を推進してきました。
0311東日本大震災の発生による義援金募集、支援物資の受付から発送までの業務などを通じ、
行政との関係が強化されると共に、活動に賛同し会員登録をするメンバーも一気に増加、
今回の総会開催にまでこぎつけることが出来ました。正規会員も9名となり、それぞれの役割分担も決め、体制の強化が図られました。

災害ボランティアに関心ある方の新規加入を歓迎します。

今後30年間に発生する確率は、東海地震で87%と言われますが、
その他に東南海地震、南海地震、これらの連動型地震、さらには県内に最大の被害をもたらすと予想される南関東地震(大正関東地震の再来型)及びこれと神縄・国府津-松田断層帯が連動した地震など
多くの危険が迫っています。
(東日本大震災により太平洋側の地盤が大きく変化をしました。そのため更に大地震の発生確率が高くなっているのではないでしょうか)
これらの危険から身を守るためには、日頃から防災・減災への強い関心と訓練による対応力を身に着けることが極めて重要です。
一人ひとりが持っている能力を目覚めさせ、家族ぐるみ・町ぐるみの「防・減災の町」へ向け一緒に活動をしてください。
必ずしも体力を必要とするわけではありません。
高校生以上の方の新規加入をお待ちしています。