2011年2月7日月曜日

KSVN(神奈川災害ボランティアネットワーク)の検証活動が神奈川新聞に紹介されました

KSVNは県が12月下旬から1月の初めにかけてパブリックコメントを実施した「県地域防災計画(地震災害対策計画)の修正案に対し、検証を進めています。その結果、地震発生時には重要な役割を担うこととなるボランティアに関し、これに対応する項目が欠落しており、ボランティアの存在を無視した形となっていると指摘、計画の修正と事前の話し合いの場を設定するように申し入れをしています。

この活動が、平成23年2月7日の神奈川新聞に紹介されました。もし、未だお読みで無い方は是非ともご一読の上、トラックバックにご意見をお寄せください。尚、未だ県は話し合いに応ずるとの回答を寄こしていません。

神奈川新聞「カナロコ」記事

愛川町が大規模災害を受けたとき、行政や私たちはどのように対応をしたら良いのか

愛川町が大規模災害を受けたとき、行政や私たちはどのように対応をしたら良いのか
愛川町地域防災計画修正(案)」を一度見てみましょう

神奈川県が大規模地震について、被害想定を見直したことを受け、町は「愛川町地域防災計画」の見直しを行い、町民の意見を求めました。(H22年7月)その結果を(案)として発表し、町のホームページ(パブリックコメント一覧)に掲載してあります。

神縄・国府津―松田断層を震源とする大規模地震など神奈川県が今後30年の間に大規模被害を受ける予想の地震(M7クラス以上)発生確率は極めて高く(90㌫近く)、同期間に交通事故に遭う可能性(25㌫)と比べても雲泥の差が有ります。地震そのものは防げませんが、実際に発生したときの対応について予め知っておく事は、その後の二次災害を防いだり、迅速な復興に大きく役に立ちます。また、事前の減災活動に役立つことも、日本全国で被災した現場が証明をしています。

資料は膨大な量となりますが、項目見出しを参考にして関心のあるところを少しずつ、時間のあるときに読んでいったら良いと思います。

自らの安全は自分で守る。家族の安全も自分たちで守る。地震発生から3日間は、外からの救援は期待できません。日ごろから強い関心を持って、備えてください。