2013年11月28日木曜日

平成24年度地ボラ養成講座(初級) 36名が修了

住民提案型協働事業として、消防本部・社協・福祉支援課などの協力を得て実施した「地域密着型災害ボランティア養成講座」が、修了しました。
上期と下期の二回実施をした講座で、36名の方が修了されました。
災害ボランティアが非常時に各地域でその役割を果たすための基礎知識や、愛川町の持っている諸制度などの現状を改めて学ぶと共に、ボランティアがどのような判断基準で行動すればよいカなどを身につけることが出来たと思います。


3.11以降M5クラスの余震は未だ続いています。
地震を防ぐことは出来ません。
しかし、その被害の程度をより小さなものにすることは可能です。
また、被災した場合にも日頃よりの訓練で、より早い復興に結びつけることも出来ます。
地ボラとなられた皆さんは、夫々の地域で、学ばれたことを活かし、防・減災活動に取組んでください。
「安全神話」は捨てましょう。我が身、家族 そしてご近所の助け合い環境をつくっていきましょう。


ASVNでは、26年度も講座を開設する予定で準備を進めています。
また、平成26年1月25日・26日に予定される「平成25年度災害ボランティアコーディネーター 養成講座」(主催 社会福祉協議会&消防本部)においても、協力参加をします。
地ボラ養成講座修了者の皆さんも、また違ったプログラムが用意されますので、是非参加をしてください。




2013年10月27日日曜日

愛川町ふるさとまつり

昨日までに台風27号は過ぎ去り、嘘のような快晴。見事な秋晴れです。新築された健康プラザとサポートセンターの間に立派広場が作られ、この日が初めてのイベント。従来にない盛り上がりを感じました。
前日の午前2時10分に、M7.1の地震が発生したばかりのこともあって、災害時用のダンボールトイレには、多くの方が関心を寄せられました。前回のブログでご紹介をした外国出身のAISメンバーの方や、地震など災害関係を研究しておられる大学の先生ご夫妻、幼児を連れた若いカップルや高齢(?)の方など幅広く約70名の方が、説明を聞き自分で作ってみたりされました。
最初はダンボール箱に座ることに不安を感じた顔をしていたのが、出来上がった作品に座ったときその心地よさに思わず顔をほころばされ感激の表情に変わりました。
スタッフ一同(ヤッタゾ!)とニンマリ。私たちASVNは、たとえ少しづつでも町内の皆さんに『防・減災の知識や災害時に自分で出来る対応』を広める活動を継続していきます。
地域の団体や色々の活動団体などで、このような防・減災についての体験学習をご希望であれば、喜んでお手伝いをしますので声を掛けてください。
町民活動サポートセンターへ申し出ていただければ、こちらからご連絡をいたします。

◆ あいかわ町民活動サポートセンター 046-205-1323 役場庁舎分館1階(水曜日は休所)




2013年10月14日月曜日

Aikawa International SOS が 立ち上がりました

9月21日のブログでお知らせをした、多文化共生懇話会のメンバーによる自主活動グループが、9月28日(土)に第1回の勉強会を開き、見ご゛とに立ち上がりました。
グループの名称や、リーダーも決まり、継続した活動を続ける予定です。
異文化圏から来られた多くの方の参加を歓迎すると共に、町民皆さんの応援をお願いします。

グループの名称 Aikawa International SOS   (AIS)~   “愛す”の意味もありそうです
   〃   代表 下川 カルロス(Mr.)

第1回「災害から身を守ろう講座」~防災行政情報メールに登録しよう~
 主催    Aikawa International SOS
 企画協力 あいかわ町災害ボランティアネットワーク
        個人ボランティア 中村律子氏
 講座協力 町 消防防災課(講師)、行政推進課(設営)

【アドバイス】
 参加をしたメンバーの多くは、日本語(特に漢字)の読解力には、限界があります。
 防災行政情報メールには多くの漢字が使用されています。
 そこで、タイトルの漢字を記号として単純に記憶しましょう
 それを、近くにいる日本語の読める人に読んでもらうことで、情報の中身が分かります。

第2回の予定は、10月27日ふるさとまつりに参加し、ASVNが行う「体験コーナー in
サポートセンター」での「段ボールトイレ作成」体験です。
ASVNも頑張らないといけませんね。

ASVN代表 石田安秀

2013年9月21日土曜日

多文化共生懇話会から新しい活動グループが生まれそう

平成25年9月17日、町総合防災訓練(9月1日)に参加をした外国籍(帰国)者の方たちと、関係者が集まり、訓練参加の感想を話し合いました。
訓練前の懇話会では、訓練そのものへの理解が難しかった人たちも、参加をした後には「参加をしてよかった」「もっと色々と知りたい」と前向きの意見ばかりでした。
この話し合いの中で、継続して防災を学びたいとの意見が高まり、ASVNがサポートをして勉強の機会を続けることとなりました。
勿論、この懇話会を主催する 町行政推進課もウエルカムであり、協力をしてもらえることとなりました。
そこで、即刻仕掛けをしました。
「防災行政無線の登録」をテーマに、第1回の開催を提案したところ、下川リーダーより、日時、場所を指定しての開催要望が出されました。
この提案を行政推進課へ伝え、全面的な協力をいただけることとなりましたので、目下支援の準備を進めています。
外国籍(帰国)者の方たちの自主的な活動の芽生えです。

(多文化共生懇話会への出席は、町長名による公式な依頼です)

代表 石田安秀

2013年9月5日木曜日

町の総合防災訓練と9月5日神奈川県シェイクアウト訓練について

町の総合防災訓練について
3年に一度の総合防災訓練が、9月1日(日)に下箕輪訓練所において実施されました。
ASVNは社協のボランティアセンター訓練に参加をしました。
外国籍の方、外国に永く生活をされ帰国された方なども参加をされました。
行動するプログラムの一番最初が「シェイクアウト」でしたが、実に反応が鈍いこと、と言うよりも「シェイクアウト」訓練そのものが、全く理解を得られていない状況であり、極めて残念でした。
図らずも、昨4日にM6.9の地震があり、愛川町では震度2でしたが、二ノ宮町では震度4を観測しています。
県内には多くの活断層があり、比較的近くまで来ている伊勢原断層が、万が一に影響を受け活動したら……と思うと、この日のシェイクアウト訓練の状況は「ゾッとする」ものがあります。

8月中の有線放送などで、多くの町民に「ご参加ください」と呼びかけていましたが、呼びかけに応えて現地に来た人たちは、どのように参加をすればよかったのでしょうか?
ただただ暑い日照りの中、堤防の上で立ちんぼうをして、遠くから見ているのみでした。
事前に手配をされた人だけでなく、防・減災に関心を持って集まった人たちにも、総合訓練で何かを体験してもらい、それを地域での訓練につなげられる様な工夫が欲しいと思いました。

9月5日神奈川県シェイクアウト訓練について
9月5日午前11時、訓練地震が発生するのに合わせ、一人ひとりが夫々の居場所において<DROP><COVER><HOLD ON>の安全確保行動をとることで、地震が発生したときの身を守る行動への意識を高めることが目的の訓練です。
私自身は、神奈川テレビにチャンネルをあわせ、有線放送の近くにいながら、防災行政無線の放送にも注意をしていました。
しかし……ナンニモ!


大地震が発生したときに、行政が出来ることは極めて限られています。
自分の身を守るのは自分以外にありません。
だからと言って地震を防ぐことは出来ません。
出来るのは、発災時に身を守る行動が素早く取れるよう、日頃より強い意識を持つことです。
この意識を広く町民の中に育てるのが、行政の役割ではないでしょうか。
そのために、実現が可能な提案をさせてもらいます。

※ 町行政組織の全ての課に、シェイクアウトの担当者を1名指名してください。
※ 全ての課は、全ての自己所管事業の中に「今から」シェイクアウトの意義を周知する工夫を盛り込んでください。
※ 防災担当の消防本部は、各課の担当者に初期教育を徹底し、彼らが自分の所管で何をしていったら良いのかを指導してください。

この提案を実行するのに予算は要りません。
必要なのは、行政職員の「町民の安全を守る」意識の大きさだけです。

2013.09.05  石田安秀

2013年7月28日日曜日

地ボラ養成講座講師 ZSVN濱田氏による県ネット委員会への投稿記事を紹介します

県ネット月例運営委員会に ZSVN濱田氏が、愛川町における地ボラ養成講座にて講師をされたことをリポートされました。
大変に講評であった講座の講師ご本人が述べられていることであり、会員各位には是非ともご一読をしてもらいたく、原文のまま紹介をします。
後段は、当町での講演終了後引き続き駆けつけた相模原の様子が記載されています。
相模原の訓練はほぼ終了間近のタイミングに到着となったと聞いておりますが、ZSVNの他のメンバーがしっかりと運営を行っております。


下の文章をクリックすると拡大して見られます。




2013年7月25日木曜日

ZSVN全面支援「県立座間養護学校教職員防災体験研修」をお手伝いしました

平成25年7月24日(水)、神奈川県立座間養護学校において、教職員(含む 分校)を対象とする防災体験研修が実施されました。
ZSVNが全面支援をし、約1年をかけてプログラムを組み立てたとのことです。
参加者は、受講者105名、校内のインストラクター・ZSVNメンバー・ZSVNを支援するために入った外部インストラクター(SL本部天寺さん・私を含む県内のSL)等総計約140名の大規模なものです。
受講者105名は4グループに分かれ、炊飯(開始前準備)・水運び・三角巾・三角テント・展示品説明を20分単位で巡って学習しました。
※展示品説明…家具の転倒防止と飛散防止フィルムの張り方、ダンボールトイレ、\100ショップで入手できる防災グッズ
【支援参加をしての感想】
1) 105名と言う大人数の研修でありながら、9時~12時と言う僅か3時間のタイムスケジュール通りにピチッと進行。
  これは、校内で選抜されたインストラクターとZSVNが一年をかけ打合せを重ね、その間にはインストラクターたちが練習をも重ねてきた熱意の成果だと感じられました。
  受講者の中には、終了後の感想で「自分が勤務する分校で生徒を含んで行いたいからZSVNに支援してもらいたい」との申し出をする人もありました。
2) ZSVNのメンバーの一人ひとりが、担当するコーナーに全面的な責任を果たしている姿にも、強い感動を覚えました。
3) 私たちASVNにおいても、協働事業講座以外、もっともっと幅の広い対象者へ向けて「愛川町の防・減災意識の向上」を進めたいと心を新たしました。

ASVN代表 石田 安秀

2013年7月8日月曜日

災害ボランティア養成講座(初級編)受講の感想

・発災時の対応について勉強になった。(Iさん)
・子供と接する時に役に立つ。(Kさん)
・是非とも幼稚園、学校の先生に参加して頂きたい。(Mさん)
・防災のいい経験になった。(Tさん)
・今まで町の講座に区長が出ていなかったが今回は参加されていて良かった。(Kさん)

2013年6月20日木曜日

シェイクアウト

日本におけるシェイクアウトの推進を図っている
シェイクアウト推進会議のホームページを紹介します。






ホームページのアドレス
http://www.shakeout.jp/contact.html

2013年5月25日土曜日

2013.05.25

5月24日南海地震に関して、予測方式の変更が発表されました

この記事に関連をして、様々な対策の例が報道されていますが、町民一人ひとりがしなければならないことは、身の回りでの減災を心がけることです。
家具の転倒防止や懐中電灯を部屋ごとに備えるなど、誰にでも出来る事から始めてください。
高齢者や障害者の方にとっては、愛川町が行っている「救急医療情報事業」の活用もいざと言うときの備えになります。(制度の問い合わせ先;福祉支援課)



2013.05.25

震源区域別予測が「南海トラフ」全体を一括しての予測に変わりました

2013年5月19日日曜日

神奈川新聞「減災新聞」の記事を紹介したのは……

KSVNは神奈川県内で防災・減災活動を行っている団体(SVN)が集まった組織で、昨年度NPO法人となりました。一方、国 各自治体共に3.11以降、地震災害 津波災害に対する防災対策の見直しを行い、その結果、行政における力の限界を認識し、様々な民間団体との連携の必要性をその対策に盛り込みました。中でも、甚大な被災状況が発生した場合に、のが各発災直後最も力を発揮するのが各地に組織された災害ボランティアネットワーク(SVN)のメンバーです。各地域で組織された(SVN)と生活協同組合のような事業体とが連携をして日頃より防・減災活動に取組んでいるNPO法人神奈川災害ボランティアネットワーク(KSVN)の存在を、県として重要なパートナーとして位置づけをしたのが、今回紹介をされた協定なのです。
ASVNもその一員として愛川町に於ける重責を担っているのです。
発災時に愛川町が社会福祉協議会に指示をして立ち上げるボランティアセンターの正規メンバーとしてASVNは位置づけられています。
防・減災に関心を持つ町民の皆さん、ASVNの会員になって愛川町の防・減災活動に参加をしてください。
高校生以上の方なら、性別年齢は関係ありません。
夫々ができることをやればよいのです。
料理が好きな人は、炊き出し活動。子供が好きな人は、子供の世話をして親の手助け活動。
パソコンの好きな人は、情報活動。介護のできる人は、要援護者のお世話活動。
バイクの好きな人は、被災地間の連絡活動。
まだまだ例を挙げれば限が有りません。
そうです。災害ボランティア活動は「誰にでもできる」活動なのです。
しかし、100人の会員が居ても、発災時に活動ができるのはそのうちの何人かとなってしまいます。 だから、一人でも多くの会員が、日頃から一緒になって活動訓練をつんでおくことが重要なのです。
先ずは、7月6日(土)と13日(土)に消防本部との協働事業として行うボランティア養成講座に参加をしてください。講座の内容は、サポートセンターのホームページに掲載をしてあります。
サポートセンターのホームページへのアクセスは
 あいかわ町民活動サポートセンター <検索> または
 このASVNのホームページ、町のホームページ、社会福祉協議会のホームページからリンクすることもできます。
多くの皆さんの参加を待っています。

ASVN代表 石田安秀
 

KSVNの活動が神奈川新聞の減災新聞第93号で紹介されました


2013年3月28日木曜日

危機管理課の設置について検討の付帯決議可決!


平成25年 愛川町議会第1回定例会は、3月1日から開催されました。この議会は予算議会とも呼ばれ、新年度予算の審査をする議会です。
すべての審査が終了すると最終日に表決がなされ、何事もなければ、可決成立します。

しかし、今回の議会では、町と議会での意見の相違がいくつかありました。例年ですと、2割ほど納得がいかなくとも、賛成としていたところ、今回は納得のいかない部分を付帯決議として提出し、議会としての意思を示しました。


「防災対策に係る各種事業の推進を図るため、町長事務部局への危機管理課の設置について検討すること」との付帯決議が賛成多数で可決されました。


この付帯決議は、法的拘束力はありませんが、政治的拘束力はあります。
議会としての意思に対し、町側は誠実に回答しなければなりません。

危機管理課についての、いままでの答弁は、新設する考えはないとの繰り返しです。
議会としての機関意思にどう答えてくれるのか、動向に注視です。





2013年1月29日火曜日

町・災害ボランティアコーディネーター養成講座が開催

 2013.1.27 消防本部 および 社協共催の「災害ボランティアコーディネーター養成講座」が開催され、町登録の災害ボランティアと防災指導員の方たち25名が参加をされました。



ASVNも非常食の炊き出し訓練を中心にして、運営のお手伝いをしました。
参加された方の多くが、このような体験を今後も積み重ねていきたいとの感想を述べておられました。
炊飯訓練で使用をしたペットボトルによる米や水のメジャーカップ、見本展示をした三角テントなどにも多くの参加者が強い関心を示していました。
見学参加をされた厚木警察署員の方も、メジーカップのアイデアや、参考につくったハイゼックスによる肉じゃがの旨さ、三角テントなどASVNのアイディアに目を大きくしていました。







ASVNが提案をしておりました「住民提案型協働事業」について、(このほど内定通知を正式に受け取ることが出来ましたので、)会場において25年度事業として実施をしますから『多くの方に参加をしてください』との呼びかけを行いました。


いつ起こるかわからない大地震などに備え、「自分の命は自分で守る」「助けられる人にならない」防・減災への知識普及活動が、益々重要になっていることを改めて強く感じた一日でした。


でも、風が冷たくてシンドカッタ1日でもありました。




2013年1月23日水曜日

防災ギャザリング 2013


 防災ギャザリングとは、神奈川災害ボランティアネットワークが実行委員会を組織し、一年間の活動の集大成を発表すると共に、多くの参加者に防・減災への備えを体験してもらうイベントです。

 今年も横浜市民防災センターと隣接する沢渡中央公園を会場とし、地元神奈川区や横浜市消防局他多くの公的機関の協賛・支援も受けて行われ、750名(主催者発表)の参加がありました。


 毎年、防災とボランティア週間の併せ開催されますので、来年(平成26年1月18日予定)も又、多くの県民の参加を望んでいます。(石田)






2013年1月3日木曜日

お年賀

ASVNのブログをご覧頂いている皆様
新年おめでとうございます

サイボラのネットについては より一層の充実が急がれています
私たちは未だ弱小ですが 特徴ある活動で頑張っていきます

皆様のご指導 ご支援をお願いいたします

              代表 石田 安秀