平成23年度第2回町議会定例会一般質問で、多くの議員が災害関係の質問を展開します。
是非とも傍聴をしましょう。
開会中、出入り自由ですから、時間の都合の付くときだけの傍聴も可能です。
質問の日程は、町のホームページトップ ⇒ 愛川町議会 ⇒ 「本会議・委員会日程」及び「定例会一般質問要旨」にて確認できますが、概略次のとおりです。
開始は午前九時、議員一人の質問時間六十分、一人終了毎に十分の休憩を原則に進行します。
〔日にち 質問順 議員名 質問事項番号 質問事項タイトル〕
〔6/2、1渡辺基、1東日本大震災後の町の取り組みについて〕
〔6/2、3井上博明、1防災対策について〕
〔6/2 4熊坂弘久、1東日本大震災の関連について〕
〔6/2 5小島総一郎、1宮ヶ瀬ダムの安全性について〕
〔6/2 7井出一己、1愛川町地域防災計画について〕
〔6/3 9近藤幸子、2被災者の住宅の受け入れについて
3学校の防災に対する認識について
4地域防災計画について
5被災地の復興支援について〕
〔6/3 12馬場司、1役場庁舎の安全性について〕
〔6/3 13山中正樹、1東日本大震災の個別被災市町村への支援について
3改めて本庁舎の耐震性能と震災対策について〕
以上のように18議員中14議員が一般質問を行い、そのうち8議員が大震災を契機とした関係質問を行います。
今までの傍聴経験からすると、これほど多くの議員が関連し合う質問を並べることは初めてと思います。
残念なことに愛川町議会は「議論の場」とはなっていません。
議員が予め質問主意書を提出し、町長等がこれまた用意をした回答を述べます。
その後、ある程度の関連質問が行われますが、議論とはなりません。
質問者も回答者も「言いっぱなし」です。
神奈川新聞の連載企画記事「比べて見える議会考」(5/16~24、8回シリーズ)を読まれた方も多いかと思います。
行政に対しての監視機能を真に発揮した質問をどれだけの議員がするのか……しっかりと見極め、今後30年以内には80パーセント程度の確率で発生すると言われる大震災に対し、町の備えが前進するよう働いてくれる議員を見極めましょう