2011年11月26日土曜日

社会教育施設ボランティア「びっくり箱」が主催の防災教室「楽しみながら防災を学ぼう」のお手伝い

11月19日(土)、私たちASVNは、レディスプラザで行われた上記ののイベントをお手伝いしました。
ジュニアリーダーのお姉さん三人も一緒にお手伝いをしています。
雨が気になる日でしたが、21人の子供たちが集まりました。



地震で床に散らかったガラスなどの上を裸足で歩く体験です。
目をつぶってジュニアリーダーのお姉さんが打つ手拍子を頼りに歩きました。
ペットボトルのキャップで“疑似体験”をしましたが、半分以上の子供たちが“痛い”体験となりました。


今度は、新聞紙を折って作った“スリッパ”を履いて歩いてみました。
「えっ?! 痛くないや!」 みんなびっくりです。

この他に「携帯電話のライトだけで暗闇を歩く体験」「お鍋でご飯を炊きお握りをつくり、ジャガリコサラダのおかず」で ご飯を食べました。


この続きは、第二回が来年1月29日(日)、第三回が3月10日(土)に行われます。
今回参加のお友達も仲間を誘ってまた来てください。

ASVN担当/小林敬子、石田 でした。

2011年11月19日土曜日

宮城県の子どもたちに「支援金募集」

事務局を担当している間邊利恵さんは、神奈川県在住の素敵なお嬢さんです。
3.11以降、足繫く宮城へ通い、復興支援ボランティア活動をしています。
ASVN会員では在りませんが、情報交換などを通じ「仲良く」活動を連携しています。
ぜひご支援をお願いします。



2011年11月15日火曜日

防災ギャザリング2012fromかながわ実行委員会 第9回報告

 防災ギャザリング2012fromかながわ実行委員会 第9回報告

 3月11日東日本大震災で有史以来初めての大震災を経験しました。被災者の方にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた大勢の方には心よりお悔やみ申し上げます。このような大被害が2度とおきないことを願って本企画を行います。

□ 企画名:防災・減災活動体験フェアー 2012 in Yokohama
      ―防災・減災の技と知恵を学びあおう― そして、学びを地元で活かそう
□ 目 的:近い将来予想される神奈川東部地震・三浦半島断層郡地震をはじめとする、いわゆる首都圏直下地震からの被害をできうる限り小さくするための体験型「市民防災・減災訓練を実施する。

<第9回 実行委員会での確認事項概要>
□ 実行委員会開催日時:2011年11月9日(水) 19:00~
□ 会場:神奈川県民センター11階

1.防災ギャザリング2012fromかながわ 2012年1月21日(土)
(1).防災・減災活動体験フェア
  □ 開催時間
   ・ スタッフ集合 7:30
   ・ 体育館開錠  8:00
            ・ 受   付 9:00~12:20
   ・ 開 会 式  9:30
   ・ フェア    10:00(10:30)~13:00
   ・ 体育館施錠  14:30


  □ 参加費:300円



        □ 主な活動内容

 ―体育館及び公園―

  ①炊飯袋による炊き出し準備体験 ②水運搬体験 ③ロープワーク体験(基礎・応用)
  ④心肺蘇生法体験 ⑤包帯・三角巾などの使い方体験 ⑥家具転倒防止の展示及び実技

            体験⑦トランシーバー通話・操作体験 ⑧非常用工具類の使い方展示 ⑨発電機操作
           及び電気の使い方体験  ⑩非常用トイレ体験 ⑪防災グッズ ⑫防災紙芝居 
  ⑬消防救助訓練展示・消防音楽隊演奏 ⑭全労災・生協展示ブース⑮中越体験談・防災

            マップの作り方  ⑯○○○○○○○○(ソクラテスさん担当)

 ―企業展示エリア―

  ①東京ガス展示ブース ②東京電力ブース ③NTTドコモ展示ブース ④NTT東日本展示

            ブース⑤神奈川県警察ブース ⑥横浜市資源循環局展示ブース ⑦自衛隊 ⑧消防署
    ⑨消防団 ⑩市民火災共済

       □ あいかわ災害ボランティアネットワーク活動予定
      ① 水運搬体験
      ざま災害ボランティアネットワークが、中心となり活動を行うので協力し活動する。
    □時 間:10:30~13:00

  (2)講演会について
    □ 11月21日(土) 15:00~17:00
      名古屋大学大学院 福和伸夫教授

2.防災ギャザリング2012fromかながわ 2012年1月22日(日)
県民センター2階大ホール企画 *ほとんどが未確定
 □ 時間:9:00~21:00
(1) ボランティア団体による津波の人形劇他
(2) 講演 講師未定
(3) 県知事の挨拶 未定 *県知事参加なら鈴木消防局長も挨拶を行う
(4) 桂枝太郎氏
(5) 県内ボランティア活動報告 
      ①たいやきプロジェクト ②見守り隊 ③日赤 ④ボラバス
(6) ソクラテス

3.前日準備
1月20日(金) 時間は、11月23日(水)現地打ち合わせ時に確認
①体育館入り口汚れ防止シート展開 ②展示スペース表示板設置 ③会場(内外)誘導表示設置 ④各展示ブース区分テーブル設置 ⑤各団体活動パネル、写真類展示 ⑥他

4.現地打ち合わせ
 □ 開催日時:2011年11月23日(水)13:00~
 □ 場  所:横浜市民防災センター及び沢渡中央公園

            以 上    (山内 潔)

災害ボランティアコーディネーター養成講座

添付画像のとおり「災害ボランティアコーディネーター養成講座」が開催されます。ASVNは講師をサポートします。●画像をクリックすると拡大で見られます。


2011年11月14日月曜日

アマチュア無線を利用した大規模災害時の自立的 通信手段確保を目指した地域防災教育に関する研究

アマチュア無線と災害についてインターネットを調べていたら、次のような研究論文が見つかりましたので紹介します。

詳細は次をクリック~
アマチュア無線を利用した大規模災害時の自立的
通信手段確保を目指した地域防災教育に関する研究

2011年11月13日日曜日

「原子力発電所の問題点を考える」の特別講演会に出席

H23年10月28日(金)一橋如水会館にて「原子力発電所の問題点を考える」の特別講演会に出席した

主催者である「TH会」は大手電気関連メーカーОB中心の研究会である。 講演は具体的データをもって原発の問題点を捉えている。
講師は西山勝冶氏で、他に福島原発1号機建設に関わった方のお話も聞けた。
この講演会は不特定多数の集まる催しではなく、会員相互の食事・コーヒータイム付きの非公開であるため、個人情報や著作権の絡みも想定され、項目だけに留める。 話の内容が濃く、重みがあり、人が作り人が起し人を災難に陥れ解決できないでいる 原発の現実に直面し、それを数字をもって調査分析した講演を聞けたことに感謝する。

(項目)
1 日本の原子力発電所(以後原発と表示)の電力会社別主仕様 

 
3 原発のものの流れ
4 事故時の賠償金支払者
5 プラントの概要
6 原発が使う核燃料の量
7 1) 原発で生成される放射性物質と半減期
   2) 燃料済み核燃料の総発生量の推算
8 残留放射能までに減衰に要する期間の算出
9 東電・保安委・原子力安全委会の体質
10 菅前総理の原発爆発に関するインタビュー


12 圧力容器が径日変化でガラスのようにもろくなる

13 ベント配管のフィルター無し問題
(炉内核燃料を含むガスを集塵せず放出)
14 マグニチュード9.0決定の怪
15 自然放射線による被曝線量、放射能の単位
16 生物濃縮(放射能を体内に取り込むと体内に濃縮される。水俣と同じ) 17 汚泥とゴミ処理

(高汚染で焼却場の耐火材補修工事が困難の恐れ、ゴミは何処へ)

18 1) 除染…菜園の測定と表土撤去後の比較~周りの草木の影響が大

  2) モロコシ畑の汚染度調査と放射性ダスト放出中の推論

19 食品暫定規制値にプルトニウムを含めている?
20 除染…食品問題
21 除染…森林対策
22 セシウムの拡散地図
23 電力使用時のピーク
24 放射能の低線量とがんとの関係研究報告の一部
25 原爆と原発
26 プルトニウム使用社会、輸入核燃料の価格比較
27 廃棄物の保管方法
28 保管中の分離プルトニウム
29 再処理施設
30 プルトニウム保有量
31 ガラス固化体…英仏からの返送
32 高速増殖炉
33 日本の風上の韓国、中国の原発
34 原発発電コストの見直し
35 核サイクルは「核抑止論」という読売新聞社説
                                                                                               ( 23.11.13 松本貞)

2011年11月12日土曜日

「災害医療と放射能汚染」北里大学医学部同窓会主催 市民公開講座

北里大学医学部同窓会主催の市民公開講座に出席してきました。参考までに書き留めた部分を報告します。


第10回 北里大学医学部同窓会主催 市民公開講座 
         H23.10.22(土)14時~16時
講演…「災害医療と放射能汚染」
小田急ホテルセンチュリー相模大野8階フェニックスⅢ

司会  北里大学医療衛生学部 増田卓教授

1 相模原市で大規模災害が起きたら…東日本大震災から考える
講師  北里大学医学部救命救急医学講師 日本DMAT隊員 竹内一郎


① 消防救援隊…東日本大震災への救援数 27,544隊

② DMAT…医者2+看護2+事務1=5名体制、340チーム、1,500名出動。SCUテント。

③ 事故災害…スーパーレスキュウ-はやぶさ、ドクターカー「トリアージ」~重傷・赤、

     軽傷・黄の区分色分けした札をもって治療順番をつける。黒は生活徴候なく後回し。

④ 北里大の備え…7000食、3500名、テント50、発電機(電源は新棟4階と8階)。但し、

   「Dr.ヘリ」は、現在政令市としての相模原市にのみ無し。


2 緊急被ばく医療施設北里大学病院としての役割
講師  北里大学病院放射線管理室 放射線取扱主任者 野田茂利


① 臨界事故…H11.9.30 JCOウラン加工臨界事故

② 北里大学病院の役割…神奈川県の二次被曝医療機関として指定され、放射線被曝事故等により救急処置が必要な放射能汚染や放射線被曝がある。 患者について、国や公共団体の依頼に基づき治療を行う施設となっている。昨今、放射線被ばく測定に関する相談が多数寄せられているが、二次被曝の医療機関であるため、一般の方々からの依頼については対応することが出来ない。

③ 重い被爆者…現在北里大は1~2人しか重い被爆者を扱えない。

④ 除染施設…H12.4、救急センター地下に除染施設。

⑤ 施設…横須賀市核燃料加工施設、川崎市東芝原子力技研、横須賀市米軍基地。

⑥ タイベックスーツ…ポリエチレン繊維から生まれた不織布で、軽くて丈夫で作業性がよく、使い捨てなので管理区域内での作業に最適である。又、ケミカルテープ 等で手袋・靴等の目止めをし、放射性物質が直接皮膚に付着するのを防げる。防災業務関係者の防災活動では、高レベルの汚染を生じる可能性は少ないので簡易防護服(タイベックスーツ等)、軍手、軍足、作業靴を着用することで、体の汚染防護は可能と考えられる。

⑦ GMサーベイメーター…ポケット線量計

⑧ ホールボディカウント…摂取量 I= 測定値 M / 残存量 T

⑨ Ge=ゲルマニウム半導体検出器…ガンマ線を測定。                                                                             (23.11.11 22時 松本貞)