2014年2月12日水曜日

社協「ボランティアの集い」に講師として参加

社協主催・第25回ボランティアの集いを 講師としてお手伝いしました

平成26年2月11日、福祉センターにて開催された「ボランティアの集い」に講師としてお招きをいただき、大きな災害が発生したときに「ボランティアとしてできること」をテーマにお話をしました。
当日は、ボランティア連絡会に登録された団体の方を中心に一般参加の方を含め、3階の会場は満席となっていました。
開会にあたり、井上桂ボラ連会長のされた挨拶も、1995年1月の阪神淡路大震災がボランティア元年となったが、その時の反省から全国で災害時におけるボランティア活動のあり方が真剣に論議されるようになったとする主旨を述べられ、参加者への動機付けをされました。

これを受け、
災害が発生したときのボランティア活動の「最初の一歩」は、先ず自分の身を守ること。
その後は隣助 やがて共助へと変化をすること。
その中にあって日頃ボランティア活動をしている人たちは、「リーダーになる素質を備えていること」を話の芯に据え、夫々が所属する団体の活動に関連して何が出来るかを考えてもらいました。
ややもすると、災害ボランティア活動は被災地へ出向き労働を提供することであるかのような風潮がありますが、決してそれだけが総てではない事もお話しました。

この日の講座を一つの切っ掛けとして、愛川町の人々の中に 手を取り合って助け合える環境が育ってくれるよう期待します。

井上桂 ボラ連会長挨拶
石田ASVN代表の漫談
新聞紙を使った簡易スリッパつくりを体験

2014年2月5日水曜日

災害救援ボランティア講座を開催します!

災害ボランティア講座、神奈川第58期相模原・県央講座が3月18日〜20日まで神奈川県総合防災センターにて開催されます。

募集要項はこちら→
http://www.saigai.or.jp/info/wp-content/uploads/2014/02/kanagawa58_ver1.0.pdf

2014年1月28日火曜日

社協・消防本部共催「災害ボランティアコーディネーター養成講座・防災教室」をお手伝いしました。

 2014.01.25〜26に町福祉センターと愛川中原中学校を会場として、「災害ボランティアコーディネーター養成講座・防災教室」が催されました。

 座間災害ボランティアネットワークの濱田代表を講師に招いたワークショップ「「発災後の3:3:3」、厚木警察署員による「神奈川県警察の防災体制および東日本大震災における対応等について」といった外部からの知識・情報の吸収、また、図上訓練(HUG)、ボランティアセンターの設置運営訓練など体験型の諸講座が行われました。
なかでも、町関連の防災訓練として一番の進歩は、「中原中学校を会場とした避難所宿泊体験」が始めて取り入れられたことでしょう。
スタッフを含む総参加者(エントリー、実数は集計中)76名、宿泊体験者20名の多くの方から強い関心が寄せられました。
災害、特に地震災害は防げません。大切なことは、発災したときに、どれだけ被害を少なく出来るかです。日ごろより身の周りの安全に注意をし、いざと言うときの対応について準備をしておくことです。
今回の講座は、そのための体験的な準備感覚の会得に役立ったことでしょう。

 ASVNは、宿泊所における非常食マジックライス(アルハー米)を美味しくだべられるようおかずを作って提供しました。この日のメニューは「大豆の五目煮豆」と味噌汁でした。煮豆は水に浸しておいた大豆と牛蒡、人参、椎茸、蒟蒻をハイゼックスを使って炊きました。味噌汁は、液味噌に醤油せんべいを砕いてお椀に入れ熱湯を注ぐだけで出来上がりです。80食(この段階では日帰り参加者も居ます)の調理に、ASVN会員も冬の野外に汗を流し、「本当の被災地はこんな程度では無いんだよね」と……。
食事をされた参加者から「美味いよ」の感想をいただき「ホッと」して、疲れも消えました。

 今回参加された皆様がお住まいの地域においても、是非、地域住民の方へ参加を呼びかけ、例え規模は小さくても回数多く体験型の防災訓練を実施してください。
それが「自分の身は自分で守る」最初の一歩、そして最も大切なスタートです。
お声を掛けていただければ、ASVNは喜んでお手伝いをさせてもらいます。

                                                                 ( 石田 記 )