平成25年 愛川町議会第1回定例会は、3月1日から開催されました。この議会は予算議会とも呼ばれ、新年度予算の審査をする議会です。
すべての審査が終了すると最終日に表決がなされ、何事もなければ、可決成立します。
しかし、今回の議会では、町と議会での意見の相違がいくつかありました。例年ですと、2割ほど納得がいかなくとも、賛成としていたところ、今回は納得のいかない部分を付帯決議として提出し、議会としての意思を示しました。
「防災対策に係る各種事業の推進を図るため、町長事務部局への危機管理課の設置について検討すること」との付帯決議が賛成多数で可決されました。
この付帯決議は、法的拘束力はありませんが、政治的拘束力はあります。
議会としての意思に対し、町側は誠実に回答しなければなりません。
危機管理課についての、いままでの答弁は、新設する考えはないとの繰り返しです。
議会としての機関意思にどう答えてくれるのか、動向に注視です。